母と子の物語~スターシードの長男

今日は長男の16才の誕生日。
私は妊娠中に原因不明の病気をし
この子はどんな障害を持って生まれて
来るのだろう、と覚悟を決めていた。
でも実際に生まれた長男は
奇跡のように健康で
原因は母体、私の体にあると知り
玄米菜食になった。
羊水過多症という病気は
私の食生活の転機となった。
長男の誕生日を迎える度に思い出すのが
入院中の担当医の菅原正先生。
私は当時、県立こども病院に入院していた。
様々な病気をかかえた妊娠中の
お母さんたちと過ごす中で
私がなんの不安も感じずに
毎日笑っていられたのは
この菅原先生のおかげだった。
羊水が増えて、細い注射針をお腹に刺して
2日かけて少しずつ
羊水を抜いていく。
ベッドから起きてトイレにも行けない
現代医学がなければ
私は子供と共に
命を失っていただろう。
そして原因不明の病という
恐怖と隣り合わせの中
菅原先生の存在は
癒やしそのものだった。
医者というより
私にとって兄弟に近い
大切なソウルメイトだった。
だから
いつかいつか
長男が成長したら
長男とともに
菅原先生を訪ねてみよう、と
心待ちにしていた。

昨年末に突然アルバムが見たくなって
次男と一緒に古い写真を
懐かしんでいた時
菅原先生と退院の時に撮影した
写真が出て来た。
次男に
「この先生はお兄ちゃんの命の恩人なの」
と話したら
次男が一言
「この先生、死んでいるよ」
一瞬、時が止まった気がした。
次男は学校に行かなくなってから
さらに感覚が研ぎ澄まされ
予知夢を見たり
石のエネルギーを感じる子だ。
私は震える手で
ネットで先生の名前を探し続けた。
そして見つけた。

“肉体は滅びても魂は生きている”
頭では分かっていても
悲しかった。
もう一度会いたかった。
長男を連れて
「ありがとう」って伝えたかった。
涙が止まらなくて
1週間泣き続けた。
生きているから伝えられる。
生きているから共に喜びや悲しみを
分かち合える。
天国へと旅立った人への思いは
語り尽くせないけれど
地上に残された私たちは
今ある“生”に感謝して
地球に生まれて来た奇跡
その喜びをかみしめながら
生きていくのだ。
魂が宿るこの肉体という神殿を
大切にしながら。
そして
私を選んで生まれて来た子供たち。
今日は長男の誕生日。
この奇跡の日に感謝して
「16才の誕生日おめでとう!!」

