“Heaven Angel Healilng”~柴犬モモとの別れを乗り越えて

今年の春になり
今か今かと待ちわびたサナギが
次々と蝶になって
飛び立っていった。
もともとは昨年9月に
保育園で育てていた
アゲハのサナギが羽化しないため
私が家に持ち帰ったことが
始まりだった。
そのサナギたちは
誰もが死んだものとみなし
捨てられる運命にあった。
でも私はサナギが越冬することを
ネット上で見たことがあったので
一縷(いちる)の望みにかけた。
実は家のベランダにある
小さなレモンの木にも
昨年はたくさんの青虫が育って
一匹は私の目の前で
美しい蝶となり
空に飛び立っていった。
私がいつもこんなに手間をかけて
青虫達を保護するのは
結局、自分がこの「奇跡の瞬間」に
心奪われるからだ。
「命の誕生」。
それは、この地球に
生まれて来たからこそ
体感できる「奇跡」。
「生命の始まり」があるから
「生命の終わり~
天国への旅立ち」があって
私たちの「生」をより一層
美しく輝かしいものとしていくのだろう。
これが地球に生まれて来て
私たちが常に体感させられる
「地球の二元性」だ。

今、私は「命の終わり」が
無性に怖かった。
自分でも分かっていた。
2年前に虹の橋を渡った
最愛の柴犬モモと重なるからだ。
モモの魂が肉体から
飛び立つ瞬間を
私は目の当たりにした。
あの時の悲しみ、絶望、喪失感を
今でも思い出すと
胸が苦しくなる。
不思議だ。
あの日、私は自分自身を
保っていられないほどの
悲しみに襲われ
絶対に立ち直れないと
思っていた。
でも今、私の家の
リビングのゲージには
豆柴そらがいる。

そらは希望そのものだった。
慎重で従順で頑固だった
柴犬モモとは違い、
そらは自由そのものだ。
長男が名付けたあだ名は
「きまぐれ王子」。
一番驚いたのは
初めて散歩に連れ出した日、
マンションから数歩歩いてすぐに
座り込み、散歩を拒否したことだ。
「散歩を嫌がる犬っているの?」
うずくまるそらのリードを引っぱり
数m歩くのが最初はやっとだった。

それでも協力的な長男のおかげで
豆柴そらはグイグイとリードを
引っ張られながら
散歩に出かけるようになった。
そして
今では私の登山の友だ。
どんなに時が経っても
私の心から柴犬モモの記憶は
消えることはない。
私は豆柴そらと歩きながら
赤いリードを付けた
真っ黒な柴犬モモを思い出す。
幻のようにモモと歩いた景色が
よみがえり
一瞬、時が止まる。
モモ、あなたは本当にいたの?
いつもいつも一緒にいたのに
今はどんなに手を伸ばしても
あのフサフサとした
黒い毛並みの犬に
私は触れることが出来なかった。

今となっては
私の記憶だけが頼りだった。
写真を見てもあまり
思い出せなかった。
むしろ、私の脳裏に浮かぶ
いつもベランダの外から
窓越しに私を探しつづけていた
モモの記憶だけが鮮明だった。
私はモモが旅立ったあと
なにも手につかなくなり
保育園の仕事も1週間休んだ。
機械的に洗濯をして
2人の子供達のために
食事を作った。
あとの時間はずっと泣いていた。
1週間泣きつづけた後
仕事を再開し
一歩ずつ前進して来た。
あれから2年半の月日が流れた。
私はどうやって
あの日の悲しみを
乗り越えたのだろう?
いつも私のかたわらには
天使がいた。
前進しなければ、
この悲しみを抱えている人たちを
救わなければと
私のヒーリングのメニューに
”Heaven Angel Healing”という
項目も加えた。
自分の人生に与えられた
耐えがたい試練の「答え」を
手さぐりで探りながら
人は一歩ずつ前に
進んでいくのだろう。
私がヒーラーとして
生きていけるのは
私のもとを訪れる
クライアントの心の痛みを
私が知っているからだ。
体験した者にしか分からない
壮絶な胸の痛みを
天に解放出来たのは
ヒーリングの恩恵に他ならない。

聖母マリアのメッセージ
私は聖母マリア、
あなたの心にいつも
寄り添っています。
あなたは想像以上に早いスピードで
自分のハートを癒やし、
進化を遂げて来ました。
思い出してください。
あなたは黒柴モモとの別れから、
自分の心を癒やしつづけ、
急速な勢いで自分の人生に
光を取り戻して来たことを。
なぜあなたは豆柴そらに
出会えたかを覚えていますか?
それはあなたが10年も
触れていなかった
車のハンドルを握り
「運転する」という
大きな変容の扉を開けたからです。
あなたが恐れを克服して
挑戦したことにより、
あの日あなたは
ペットショップに立ち寄り、
豆柴そらに出逢うという
「流れ」を引き寄せたのです。
この三次元の世界では、
あなた方が自分の未来を
切り開くための最短ルートは、
天から与えられたひらめきをもとに、
行動を起こすことなのです。
そして、その魂の力を
あなたはヒーリングにより日々、
培っているのです。
「体験したものにしか分からない」
あなたが言ったように、
あなたが体験したから
伝えられるすべてもって、
さまよえる人を癒やすのです。
あなたには出来るのです。
なぜなら、あなたには
「ヒーリング」という
強力な武器があるのですから。
この地球に
あなたが生まれて来たのは、
あなたのハートを輝かせるため。
あなたのハートの声に導かれるまま、
行動を起こしてください。
ブログを書くことは
私への癒やしでもあった。
私のチャネリング能力は
私が「書く」ことによって
開花する。
次々と私のハートを通じて
降りてくる高次元のメッセージを
私はただ書いているだけだった。
いつも思う。
これが私の「天職」なのだと。
何度も何度も遠回りしながら
いつも私は返って来る。
私は紛れもなくヒーラーなのだと。
さ迷える人々を救い光の道へと
導く役割が私にはあるのだと
大天使ミカエルが
私の耳元でささやく。
どうか地球上に存在する
生きとし生けるものすべてが
今、この瞬間
幸せでありますように。
私のハートの根底には
いつも魂の伴侶の存在があった。
あれから12年。
なぜ私たちは出逢ったの?
明確な答えはただ一つ。
私の魂のブルーブリントを起動し
ヒーラーとして
目覚めさせるため。
魂の伴侶への深い愛が
くじけてもくじけても
何度でも私を立ち上がらせる。
私の人生を生きなさいと。
私はヒーラーなのだと。
そう、私は今日も明日も
この肉体が朽ちるその瞬間まで
最愛の人を思いながら
私に与えられた愛と光の道を
歩んでいく。
